千葉県生まれ。5歳から地元でバレエを始め、15歳からは浅野真奈美に師事。
明治学院大学フランス文学科卒業後、フランス語通訳としてピアニスト、ミュージカルカンパニーのツアー通訳、オペラ座ダンサーのインタビュー通訳などを経験。以前から強い興味を持っていたバレエ史を本格的に研究するため2005年、パリ第8大学ダンス学科学士課程(Licence)に入学。2011年、アラベスクの歴史についての修士論文(Master2)を提出し高評価を受ける。
大学と並行しバレエ教師の教授法をInstitut international de danse Stanlowaで学び国家試験を受験、クラシックバレエ教師フランス国家資格取得。2009年よりパリ14区Amana Studioで子供から大人まで幅広い層のクラスを担当。他にもパリ市内・郊外のスポーツクラブ、ピラティススタジオ、企業、個人宅においてバーオソル、マットピラティス(2015年Polestar Pilates®インストラクター資格取得)のクラスを指導。2020年からはオンラインクラスを開講、現在も継続中。

渡仏後は主にクリスチャン・ポジョリに師事した他、二コラ・ル・リッシュおよびクレールマリー・オスタが主催するLAACのクラスに参加、2013-14年のロサンゼルス滞在ではフランシスコ・マルティネスに師事。

ひとりひとりの骨格や身体を尊重する「みんなのためのバレエ」がモットー。身体を単に「型」にはめることよりも、解剖学的に正しい動き、ひとつひとつのパのクオリティ、身体感覚を研ぎ澄ますことを大切に指導している。

自分の体のメンテナンスのため、また指導者としての身体の見方や感覚を補うためにもピラティス、フェルデンクライス、ジャイロトニック、アレクサンダーテクニックに親しむ。
定期的に講習会やセミナー(AFCMD (Analyse Fonctionnelle du Corps dans le Mouvement Dansé), AFMDC (Association Française des Maîtres de Danse Classique), Polestar Pilates, Dancers Life Support 等)を受講し教師としての勉強を続けている。DLS教師講座データベース登録教師。

踊り好きの好奇心からアルゼンチンタンゴ、サルサ、タヒチアンダンス、ダンカンダンス、ベリーダンス、スウィング、ボリウッド等にも挑戦し、大人・子供を問わず自身のクラスを指導する際のインスピレーションにしている。

photo©Matthieu Suprin